広告見出しの作り方

思わずクリックしてしまう広告見出しの作り方【リサーチに効くX(旧Twitter)活用法6選】

見込み客の言葉を「そのまま」使え!

コピーを書いているとき、こんなことで悩んだことはありませんか?

「広告文の見出し、どうやって書けばいいんだ?」

「LPのコピーをひねり出したけど、何か物足りない…」

実は、その原因のひとつが、「自分の言葉」を使ってしまうことにあります。これが「落とし穴」なんです。

どういうことかと言うと、こうです。

商品やサービスを誰よりも深く理解しているあなたが、自分の言葉で説明しようとすると、見込み客との「言葉のズレ」が生まれやすいんです。自分にとっては当たり前の言葉や専門用語が、見込み客には通じない。これ、実際によくあります。

たとえば、ネット広告に慣れていると「CTR」なんて言葉は当たり前ですよね。でも、それを見込み客に伝えたら、きょとんとされるかもしれない。「クリック率」と言い換えたところで、やっぱり通じないこともある。

そんなときは、もっとシンプルに、

「広告が表示されて、ユーザーにクリックされる割合のことです」

と説明して、ようやく納得してもらえるわけです。

専門用語に限った話じゃありません。見込み客の感情を表現するコピーも同じなんです。ありがちなのが、見込み客のリアルな言葉を、あなたが「キレイに」言い換えてしまうこと。

たとえば、見込み客が「エモい」と言っている感情を、「切ない」「寂しい」と表現する。すると、見込み客がそのコピーを読んだとき、どこか引っかかるんです。

「うーん、まあ、そうかもしれないけど…」って。

この一瞬の違和感が、売れるコピーと売れないコピーの「運命の分かれ道」です。

「エモい」は「エモい」と、そのまま使えばいい。

だから、広告の見出しやLPを書くときには、見込み客が普段から使っている生の言葉を、そのまま使うのが大切です。過剰にデコレーションしたり、無理に加工したりしない。見込み客の言葉を借りるだけで、メッセージがスーッと相手の心に届くんです。

ただ、頭でわかっていても、これが難しいんですよね。

自分が商品やサービスのエキスパートであればあるほど、つい専門用語やきれいな表現に頼りたくなる。でも、それが見込み客との距離を生む原因になるんです。

そこで、今日は私が普段やっている、見込み客の「生の声」を拾うためのX(旧Twitter)リサーチの方法をシェアします。


【見込み客リサーチに効くX(旧Twitter)活用法6選】

※Xの検索ボックスに指定の文字を入力して検索してください。


1. ポジティブな感情が含まれるツイート

検索ワード 🙂

調べたい検索ワードの後に、半角スペースをあけて:)と入力。これで、そのワードに対するポジティブなツイートを拾えます。

例)

ダイエット 🙂
補助金 🙂

ポジティブな言葉遣いをチェックして、コピーに活かしましょう。


2. ネガティブな感情が含まれるツイート

検索ワード 🙁

検索ワードの後に、半角スペースをあけて:(と入力。これで、ネガティブなツイートを拾えます。

例)

保険商品 🙁
資産形成 🙁

痛み、苦しみ、悲しみ、怒り…。その感情を見出しに使えば、見込み客の心に直接響きます。


3. 画像が含まれるツイート

検索ワード filter:images

調べたいワードの後に、半角スペースをあけてfilter:images

と入力。これで画像付きツイートを見つけられます。

例)

整骨院 filter:images

画像から見込み客の視点や価値観を知り、広告ビジュアルの参考に。


4. 動画が含まれるツイート

検索ワード filter:videos

例)

腰痛 filter:videos

動画は時間や動きが伝わるので、見込み客の本音に近づけます。


5. 指定エリアでのツイート

検索ワード near:場所 within:範囲(半径)

例)

ラーメン near:新宿 within:1km

商圏内のツイートを拾い、自社周辺での会話を調べましょう。


6. ピンポイントでのツイート

検索ワード geocode:経度,緯度,範囲(半径)

精度の高い位置情報で見込み客の声を収集。


こんなふうにX(旧Twitter)を使うと、見込み客の感情、視点、そして実際にどこで何が話題になっているかを掴むことができます。

匿名でのツイートが多いX(旧Twitter)だからこそ、本音が見える。時には荒々しい表現もありますが、これこそが見込み客の「本当の気持ち」です。

その言葉を広告見出しに使えば、「ああ、よくぞ言ってくれた」「まさに自分のことだ」と、見込み客は思わずクリックしてしまうんです。


コピーの世界では「コピーはすでに書かれている」と言います。考えて書くんじゃなくて、そこにある言葉を拾って使う。それだけで、見込み客に響くメッセージが作れます。

特に検索広告は「読む」というより「見る」もの。深く考えさせるコピーより、見込み客の悩みや気持ちをそのまま映し出した方が、結果に繋がりやすいんです。


まずはX(旧Twitter)を開いて、タイムラインを眺めるところから始めてみてください。普段から見込み客の「その場」に身を置くだけでも、コピーの質はガラッと変わります。

使える手法があれば、ぜひ試してみてくださいね。

 

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